シャトー
有名な「シャトー街道」のカーブを曲がると、三本の旗を翻し、円錐形の小塔を脇に固めたシャトー・パルメの優雅な姿が遠くに見えてきます。
古典様式、バロック様式、ルネッサンス様式が見事に融合したこのシャトーは、ボルドーの二大有名建築「ボルドー美術館」や「シャルトロン市場」も手がけた建築家、シャルル・ビュルゲによるものです。1856年にイザアック・ペレールとエミル・ペレール兄弟の依頼で建てられたこのシャトーは、ブルーの鎧戸の高窓や、彫刻が施された窓枠、スレート屋根に特徴があります。ガラス張りの門を開くとごく最近造られた、芸術的な刈り込みがされた庭が広がります。
庭の向こうには、パルメのブドウ畑の広がるマルゴー村やカントナック村のなだらかな丘が見えます。メドックの青空の下、地平線の彼方までメルロ-とカベルネ・ソーヴィニヨンの長い畝が続きます。